何が原因なのでしょうか?

まずは
海水温の上昇が原因とされているようで
”地球温暖化”が大きく関係しているようなのです。
なぜ海水温度が上昇すると
白化してしまうのかというと、
サンゴは海水温が30度を越すと、
サンゴと共生する褐虫藻が減少し、
白化現象が発生するというのです。
サンゴは、
この褐虫藻の光合成に頼ってエネルギーを補給しているため、
これが失われるとサンゴは白化し、
長期間続くとサンゴは死滅するのだそうです。
また、
日焼け止めに含まれるパラベンなどの成分が引き金となり
低濃度でもサンゴの白化を誘発することが確かめられているようです。
しかし、
この研究は実際の環境を反映しておらず、
サンゴが白化を起こすほどの濃度にさらされないだろうということです。
さらに、
サンゴを食害するオニヒトデが大量発生しており、
大きな要因の一つになっているようです。

オニヒトデはこの目で確認しましたが、
ホントにたくさんいました。
駆除するためには
丸ごと捕獲して粉々にするしかないようです。
間違った知識を持ったダイバーなどが
半分に切断したまま放置すると、
そこから分裂して増加していくそうです。
サイズも30p〜60p以上あり、
毒も持っているため
触ってはいけません。
サンゴの白色化はかなり深刻で
養殖サンゴを植え付けるなどの対策も行われているようなのですが、
サンゴの成長にはかなりの時間がかかるようで
白化のスピードに追い付くことは出来ないということです。
う〜ん・・・。
なおさん達ができる対策があるとするなら、
地球温暖化を促進するようなことはできるだけ
避けるということぐらいでしょうか。
または
海に一切入らないようにするか。
入るとしても
日焼け止めは塗らないとか・・・。
火傷で死ぬね(笑)
色々書きましたが、
一人でも多くの人が
サンゴの白色化を知ることで
何か意識が変わることを願いつつ
今日はこの辺で。